swatanabe’s diary

ラノベ創作、ゲーム、アニメ、仕事の話など。仕事はwebメディアの仕組み作り・アライアンスなど。

制作サイドが営業にイライラしてることを列挙するだけの枠

制作サイドとは、求人広告、webサイト、イラスト、パンフレット、動画、記事など、何かしら制作を行う部署のことです。

この界隈から愚痴を聞く機会が多いのもあり、せっかくなので作ってみました。まだ7個ですが(12/16時点)、増えたら追記します。

なお業務をカテゴリ分けするのが面倒くさいので「制作サイド」で括ってます(乱暴)

ちなみに、元ネタは以下です。

swatanabe.hatenablog.com

(最終更新日:2020/08/07)

 

 

1. 制作側のスケジュールを考えない

いちばん聞いた愚痴です。制作側のスケジュール関係なしに納期を握ってきて「この日までのこの案件お願い」と丸投げにされ、蓋を開けてみると、どう考えてもその納期までに(無理をしなければ)できない。結果、残業や休日出勤がかさんでストレスフル、という事案です。

しまいには「制作側のスケジュールや案件ごとの目安工数を共有してるのに、いっさい無視して無理な納期で受注してくる」なんて話も聞きました。その方は、カフェという公の場で「あいつ死ねばいいのに」とおっしゃってました ((((;゚Д゚))))

事前に「来週あたりこういう案件お願いしたいんですけど、大丈夫そうですか?」的な話があれば、制作側も多少なりやりやすいと思うのですが、そうしたネマワシが上手い営業さんは意外といないのかもしれません。

 

2. 段取りを考えない

大手ではほとんど聞きませんでしたが、中小ベンチャーの制作さんからけっこう聞かれたイライラ事案。制作フローが整備されていない会社に多かった気がします。

たとえば、

営業「これおねがいね」
制作「その前に、顧客に依頼したこの素材の回収、終わってますか?」

といった感じで、前のタスクが終わってないのに、次のタスクを持ってきて、未消化タスクが雪だるま式に増えていく。結果、大量のタスクが併行して走る事態に陥り、管理が煩雑になってストレスフルになるイメージです。

 

3. 制作への依頼フローを無視する

段取りを考えないと似た感じですが、社内ルールとして決まっている制作サイドへの依頼フローを無視するというのも多い事案でした。

また、各社とも「緊急時は別途応相談」とフローに例外を設けているのですが、これを乱用する営業が多いとイライラしている方も多かったです。だいたい同じ営業さんがこうしたイレギュラーを繰り返すそうです。

あとは「このフォームから素材を送ってもらってください」に対して、顧客が営業のもとへメールで送ってくる的な、顧客側で制作フローを無視するケースに苛立つ話もかなり聞きました。

 

4. 顧客のワガママを優先して二度手間・三度手間が発生する

制作フロー無視と少し意味合いが違うので別枠で。

たとえば、素材は.pngで回収というルールがあるのに、顧客が.jpgで用意したのをそのまま送ってくる、そこで「.pngでもらい直してください」というと「お客さんが.jpgでしか用意できないって言ってるから、これでなんとかして」と返してくる、そんな感じです。けっこうよく聞きました。

 

5. おごってごまかす

筆者も前々職時代、よく営業が制作陣に雪見だいふくやアルフォートを差し入れしてるのを見た記憶があります。ちなみに、ある求人制作代行会社の広告制作担当者は「できる営業は改善する。できない営業はおごってごまかす」と皮肉っぽく笑ってました。

どうでもいいですが、アルフォートって手がそこまで汚れないあたり、おごり品として優秀ですよね。そういう理由で意外と売れてそうな印象があります。

 

6. 熱血を求めてくる

「営業は社員、制作は非正規やアルバイト」という制作会社、特に求人系のその手の会社に多かった印象です。完全な偏見ですが、立ち上げた人が元リクあるいはその代理店出身者の会社に多い印象です(少なくとも筆者の周りではそうでした。世間的にどうかは分かりませんが)

目標達成に向かって熱い気持ちを胸に一丸となるのは良いことだけど、それを制作サイドにまで求めないでほしいという人も少なくないみたいです。ある人(求人制作者)は「ほとんどの営業が言うことだけ立派で、スケジュールひとつ管理できない」とイライラされてました。

 

7. 余計な一言が多い

営業が制作サイドに急な修正や案件などを依頼するとき、依頼が集中する人っていますよね。「この人に任せれば安心」的な人。

で。その人の手が空いてないとき、ほかの人に頼むわけですが、このとき「これお願いできる? ●●さんにはハードル高いかもしれないけど」などと、余計な一言(このセリフでいう後半)をつけてしまう営業さん、わりといるみたいです。

これ言われると、けっこうな人が多少なり傷ついてしまうようです。馬鹿にされてるように感じて(実際のできる/できないにかかわらず)

ちなみに、これは筆者も前職時代によく目にしました。ほかの方と比べてライティングや取材の力が十分でない同僚が、営業さんからのこの手のコメントで、けっこう傷ついてました。

 

8. 依頼にないことでも気を利かせてやってほしいと頼まれる

詳しくは以下まで。

swatanabe.hatenablog.com

 

9. 記事を書いたこともない人がseo、seoうるさい

某社の社内ライターさんの話。上司が自分で記事を書いたことがないのに、なぜか聞きかじった知識だけはたくさん持っており、やれ「画像はフリー素材だとコピーコンテンツだと思われるので、オリジナルで」とか「キーワードの含有率はこれくらいで」とか口を出してくるそうです。それがウザくてイライラするとおっしゃっていました。

ちなみに話を伺ったとき、この方は「俺らはこの記事を検索エンジンに読ませるんじゃねぇんだよ。誰を見て仕事してんだよ」「キーワード含有率も、画像がフリー素材かどうかも、どうでもいいわ。コンテンツ良ければ、普通に検索上位に来るっつぅの」と、めちゃめちゃ怒ってました。

 

10. 依頼・相談内容を右から左に流すだけ

営業が「これやって」とクライアントから届いた修正依頼や相談のメールを転送するだけで、内容を把握していないというケースです。制作サイドが内容を確認してわからない点を「これどういうことですか?」と聞くと、「確認します」と返ってくる、つまり営業は内容をまったく把握していないのに「やって」と回していた、というわけですね。内容によりけりですが、正直わからなくもありません (苦笑)

 

11. クライアントの半端な対応が多い

web制作で多かったケースです。3 と 4に近いんですが、後から「やっぱここも直して」「あ。ここも直して」と五月雨で飛んできて、「いや・・・前に内容を確認してくださいって言いましたよね? なんでいまこの段階で出てくるんですか? 前はちゃんと見てなかったってことですか?」とイライラする、そんなイメージです。

めっちゃわかりますが、ライター的には、同じ原稿でも見直すたびに「こうしたほうがいい」という点が見つかったりするので、web制作でも似たようなケースがあるのかなとも思ったり思わなかったり。

 

12. 重箱の隅を突いてくる

とにかく目についた自分の納得いかない箇所を指摘しまくる人にイライラするというケースです。よくありますね。個人的には営業より、クライアントのweb担当者がゴールを見ていない場合に勃発する印象です。あとマウントを取りたがる人の場合。

 

13. クライアントが、前の件が片づかないうちに次の件を投げてくる

11と少し近いケースですが、最初の案件が終わっていないのに、「これもやって」「あれもやって」と、3つも4つも次の案件を投げてくるというケースです。確かに進捗が管理できなくなって事故る恐れが増すし、嫌ですよね、こういうの。

 

to be continued...?