swatanabe’s diary

webライター、ラノベ書き(アマ)。だいたい創作とゲームとラノベの話です。

転職エントリー vol.05 / 会社の歯車とは何か

気が変わらなかったので、vol.04で予告した話をしようと思う。

 

swatanabe.hatenablog.com

 

「会社の歯車になりたくない」という表現がある。意味するところは人それぞれだろうが、交換可能な存在になりたくないというニュアンスは共通と考えていいだろう。

もちろん、そんな存在はいない。どんな会社の社長も、日本という国の社長と換言して差し支えない総理大臣であっても、あっさり交換できる。不祥事を起こして社長が首を切られても、次の日には新社長が就任し、会社は多々苦労を抱えつつも回るのだ。いち社会人レベル交換できないわけがない。

そもそも交換できなければ、その穴を埋められずに会社が潰れてしまう (恐れがある)。自分が交換不可能な人材になってしまったら、それは会社に対して迷惑でしかない。

ただ、それでも歯車化を嫌う社会人は意外と多い印象だ。

 

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筆者はいまフリーランスだが、たまに「フリーランスになりたい」という知人の理由を聞くと、大なり小なり「歯車嫌い」の雰囲気を見て取る。

だが、会社員よりフリーランスのほうが、歯車と化してモチベーションを削られている人が多いように感じる。

理由は様々だろう。プロジェクトの切り出された一部のみに関わるから。安値の報酬でひたすらこきつかわれているから。裁量権がなく、顧客のいわれた要件を形にしているだけだから。ほかにもありそうだ。

筆者自身は、webメディアの立ち上げ・運営を完全に委託していただけたり、記事の執筆についてもテーマから自由に書ける機会が多かったりしたので、幸運にもそうした悩みを抱えて苦しむ機会は少なかった。ただ、その「感情」を共有する段 (打ち上げなど) でギャップを感じる機会は少なからずあった。

プライベートは一人で過ごすのが好きなため、仕事もフリーランスのほうが性に合っていると思っていた。だが、意外にもそうではなかった。自分は人と顔を合わせて仕事をするのが向いている人種だった。わからないものである。

 

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この不思議なギャップは、なぜ生まれるのか。おそらく会社における業務内と業務外のコミュニケーションの違いだと思う。

業務内のコミュニケーションは「仕事を進める上で必要なコミュニケーション」。業務外のコミュニケーションとは、仕事中にあった苦労や面白い出来事、愚痴など。つまり「仕事を進める上で必ずしも必要ではないコミュニケーション」だ。

 

思えば、フリーランスになってから後者のコミュニケーションが減った。おそらくこれが「感情」を共有する段のギャップにつながっている。

筆者はこういう裏話が好きだ。本ブログでも、たまにマネジメントの失敗談や業務上のネガティブな裏話をアップしてきたが、こういう話を聞くと相手には申し訳ないが、掘り下げずにはいられない。なんとも性悪だ。

もちろん、フリーランスのまま今の顧客とより深く関わる道を探る、という選択肢もあるだろう。ただ、この道がおそらく自分には合わない。その理由は今後、機会があれば書こうと思う。

 

とにもかくにも。

転職を志したのは、この「感情」を取り戻すため、というのが大きな理由でもある。