swatanabe’s diary

ラノベ創作、ゲーム、アニメ、仕事の話など。仕事はwebメディアの仕組み作り・アライアンスなど。

モチベーションは上げるものじゃなく湧かすものだと思う

近況
  • 少し早いですが、上期が実質的に終了しました。おかげさまで300%達成。ボーナスの査定に影響するのは120%までなので、無駄に稼いだ感じです。下期のために少しセーブしておくのが正しい判断でしたが、とりあえずは良しとします。正しくは、先週の1on1で初めて上期の現状を確認するほど成績に興味なかったので、どうしようもなかっただけですが・・・苦笑。
  • 創作の下準備ができつつあるので、10月から作業に集中するため、恒例のソシャゲ・ブラゲのアンインストールを実行しました。さらばウマ娘たち。

 

     *

 

実は最近、メールでちょこちょこ創作に関する相談をいただいているのですが、興味深いのがあったので、軽く振り返りでも。差出人は仮にAさんとします。

今回Aさんからいただいた相談は、端的にいえば「ほかの欲求に負けてしまって、創作に集中できないことが多いです。そうした欲求をどうやって抑えてましたか? 創作のモチベーションをどうやって保ってましたか?」といった感じの内容でした。

 

筆者はそこまで多趣味じゃなく、また食欲とかもほぼないので、欲求で葛藤するケース自体があまりないのですが、それでもゲームと睡眠欲にはそこそこ屈します。

先月も、積みゲーと化していたswitchのペルソナ5(ストライカーズ)にようやく手をつけはじめ、毎日のようにやってました。現状のプレイ時間50〜60時間。とりあえずクリアはして、いまリスキーで2周目に入ってます。まさか渋谷の地下道のバイコーンにやられるとは思わなかった・・・。

加えて、先週ついにイース9がswitchに移植されました。PSないので、待ちに待ったこの時! というわけで、いまはP5に軸を置きつつ、こちらもちょこちょこプレイ中。懐かしくなって、8のswitch版も並行してやっている始末です。8があまりに凄すぎたので9どうかなと少し不安でしたが、やっぱり面白いです。ただP5と同時にやってるので、キー配置で混乱するのが困りもの(お前が悪い)

睡眠のほうは、もともと平日は平均4〜5時間しか寝ない(正しくは、体質的に寝られない)ので、休みの日はけっこう昼寝してます。

 

さて、そんな話はどうでもよくて。

 

思えば、ラノベ作家になりたいと思い立って会社を辞めた時から、はや8年がたちました。いやはや本当に早いものです。当初は3年で決めるとか息巻いてましたが、結果的にかなわず、3年たった2016年以降は仕事やらなんやらの影響もあって、ロクに応募すらできてないですね・・・作品はちょこちょこ書いてるんですけど。

ただ、熱しやすく冷めやすいタイプの筆者としては、まさか1つのことが8年も続くとはなぁと、我ながら驚きです。

 

じゃあ、なにか誘惑に負けない手段を講じていたのか、モチベーション管理でなにか気をつけていたのかというと、正直ほぼなにもしていません。ニートの時に誘惑源をすべて物理的に断ったくらいでしょうか。もっとも、あれも3年という時間制限があったのを受けて念のため保険をかけただけなので、あまり意味のある対策ではなかったりします。

 

そもそも筆者は、欲を我慢する必要はないかなと思ってます。ストレスでしかないので。どちらかといえば、スキマ時間をうまく活用するとか、創作活動を効率化する方向で考えたほうが、最終的にはうまくいきそうな気がします。

筆者の場合、通勤時間が往復1時間ちょっとあるので、そこでプロットを考えたり資料の本を読んだりしています。仕事の休憩時間も同じですね。あと風呂の中。

ただ、あまり欲に正直に生きると、もちろん創作に集中なんかできないので、そのあたりは気をつける必要があります。なにを気をつけるのか? もちろん創作の意欲・モチベーションを失わないようにですね。言い換えれば、誘惑よりも創作のモチベーションを高く保つ必要があります。

 

そのモチベーションに関してですが、上げるとか管理するとかいう対策には、あまり意味があると思ってません。モチベーションを上げるための対策を講じるモチベーションが別に必要になるので、とても効率が悪いと考えてます。

そもそもモチベーションって、あまり気が向かないことに取り組むシーンで持ち出される考え方な気がしています。たとえば仕事とか(仕事が好きな人は別ですが)

だから、もし創作に対するモチベーションが上がらないとすれば、それは多少なりバーンアウトしてるとか、創作自体をネガティブに感じている面が少なからずある気がするんですよね。

よって、創作に対するモチベーションが上がらないときに、それを上げようとしても、おそらくうまくいかないと思います。そもそものモチベーションが湧かない・湧きにくい原因が解消されてないので。

 

じゃあどうするかというと、創作に対するモチベーションが自然と湧く/上がる/下がらない仕組みをつくればいいのではないかな、と思ってます。

たとえば筆者は、自分が書くラノベのテーマは必ず、自分が「強い」興味を抱けるテーマにしています。流行とか関係なく。これは単にそうしたいというだけですが、ほかの趣味に対する欲よりも強烈な欲を生んでくれるので(=強く興味のあるテーマについては是が非でも知りたくなるので)、結果的に創作へのモチベーションを高める形になっています。

ここで大事なのは「強い」という部分。ちょっと面白そうとかではなく。加えて、なるべく深く知れるテーマが個人的にはいいですね。今までだと、帆船と海戦、ユダヤ魔術、古代〜中世の暗号理論、狼の生態、創作理論、英仏百年戦争といった感じです。いずれも一つのテーマについて、資料とする学術書や論文を30〜40本くらい集める程度には、どっぷりハマれました。

それぐらい強烈なテーマだと、ゲームやりたい寝たいみたいな欲求は、いつも簡単に吹き飛びます。結果、自然と創作に対するモチベーションが湧きます。

 

要は、モチベーションって上げるのではなくて、自然と湧く仕組みをつくっておくのがベターだと思うんですよね。自力で火を熾して水を沸かすんじゃなくて、やかんを火にかけて放置しておくイメージ。上げようとしてる時点で、たぶんもうどっかに無理が生じてる気がするので。

 

とりあえず、そんなところです。走り書きしたので、書き直すかもしれません(気が向いたら)

眠いので、寝ます。