swatanabe’s diary

webライター、ラノベ書き(アマ)。だいたい創作とゲームとラノベの話です。

ネット小説はたとえブクマがつかなくても更新を止めたり削除したりしてはいけないと自戒した話。

びっくりするくらい寝られないので、夜な夜なお中元の注文したり、ジャニー喜多川さんの訃報に涙する前職の先輩にLINEでつきあったりしてたのですが、それでも寝られないので、過去の記事でも書き直そうかなと。

最近カクヨムに掲載してる作品の更新が滞っているのもあるので、改めて忘れないようにと。

 

     *

 

筆者がネット小説を投稿し始めたのは、2016年12月。ニート終了と同時に活動の場をラノベ新人賞からネット投稿サイトへ移しました。

それから約2年半。多少の休止期間はあれど、短いなりの投稿生活の中で、いろいろ考え感じることがありました。特にネット投稿の先輩である友人・知人たちから聴いていた「ブクマがつかなくて凹む」など、投稿サイトのリアルを肌で感じてきました。

 

その中でも、最も強く感じたのが、

「ネット小説はどれだけブクマがつかなくても、絶対に更新を止めたり削除したりしてはいけない」

ということです。

 

     *

 

筆者が最初にネットで公開した作品は異世界転移ものでした。そのおかげか、公開初日に7ブクマを頂き、その後は1日1〜2ブクマの増減を繰り返しながら、第1章の最終話を公開した時にちょうど50ブクマに達しました。

そのため第1作目では、知人が悩んでいた「ブクマがつかなくて凹む」苦しみを味わうことが正直ありませんでした。

 

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(こんな感じで推移しました)

 

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続けて投稿した2作目は、帆船による海戦に完全特化したラノベでした。

同作はブクマをほぼ期待していませんでした。帆船というラノベ界隈ではニーズが極めて少ないジャンルであることと、操船についてある程度の知識を持つ読者を前提とした作品だったので、よほど趣味の合う方でないと読まない(読めない)可能性が高かったからです。

 

 (モデルになった漫画です。川原先生の作品は『海皇紀』に限らずホント面白いので、ぜひ読んでみてください)

 

が。

いくらそうした理屈があっても、そして最初からブクマを期待していなかったとはいっても、やはり気にはなるのが創作者(というか人間?)の性。

つかなかったらつかなかったで、やはり心にチクっと来るものがありました(ちなみに同作の最終的なブクマ数は、11でした)

 

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そんな同作の連載は、2017年2月2日から始まり、2017年12月31日までかかりました。

更新頻度としては、2月に8話を更新したのに対して、3月は1話、4月は3話、5月は2話。そして6月から8月は、それぞれ1話。8月6日から12月20日までの間は、まったく更新していませんでした。

 

なぜ4ヵ月も更新が止まったのか。

理由は「これ更新する意味あるのか?」と思ったからです。

 

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4月頃から、薄々そう考えていました。ブクマもつかない、PVも伸びない、つまり読まれていないわけです。つまり市場から求められていない。であるならば、そもそも更新する必要があるのかと。プロではないのだから、そこまで気にする必要はなかったのかもしれませんが。

 

そんな悩みを抱えたモチベーションゼロな状態で作品など書けるはずもなく、徐々に更新頻度が落ち・・・そして夏場に仕事が繁忙期を迎えたタイミングで途絶え、以降はゼロ更新が続きます。

 

そして、11月くらいだったでしょうか。

こんなことを思いました。

 

「削除していいんじゃないか?」

 

誰にも読まれないのなら、掲載しておくだけ無駄なわけです。であれば、消してもいいのでは、と。

そう思った理由は筆者にも定かではありませんが、おそらく「誰にも読まれてない惨めなものを、いつまでも晒しておきたくないと思ったから」なのかなと、そんな気がします。

 

こうして徐々に同作を削除する方向へと気持ちが傾いていきます。

そして年末という良いタイミングが近くにあったので、そこで消そうとリアルに考えていました。

 

     *

 

が。

12月に入った、ある日。

ふと、気づきました。

 

「・・・誰にも読まれてないって、そんなわけないんじゃ・・・?」

 

     *

 

その気づきの衝撃はかなりのものでした。なぜ自分は、いつの間に同作を「誰にも読まれていない作品」と思っていたのか、今となっては不思議でなりません。

そして同時に、物凄い自己嫌悪に襲われました。

 

11ブクマ。

この数字の持つ意味は、なんでしょうか。

 

11ブクマしかついていない?

 

違います。

 

11人の方が、読者になってくれているのです。

 

読者は、確かにいるのです。

 

     *

 

なぜこんな当たり前のことに1年間も気づかなかったのか、本当に不思議でした。

そして、その理由を考えているうちに、ふと思いました。

自分は今まで「読んでくれなかった人たちのことばかりを考えて、読んでくれている人たちのことを考えていなかった」のだなと。

これが先の自己嫌悪の正体です。

 

自分は、読んでくれない人たちを振り向かせることにばかり頭を使い、読んでくれている人たちのことを考えていませんでした。「削除していいんじゃね?」というのは、まさにそれ故の発想でした。

 

     *

 

12月21日以降、同作の更新を一気に再開しました。

久しぶりに投稿サイトで小説の情報ページを覗いた時、ブクマ数は11のままでした。それまでずっと更新を放置していたのに。

そして更新を再開すると、PVが11を超えました(確か20とか)

このとき「ああ、この11人はずっと待ってくれてたのかなぁ」と思って、恥ずかしい話ですが、リアルにうるっときました。人の入れ替わりはあったかもしれませんけど(作品の性質上、あまりない気もしますが)

 

その後、同作は大晦日までに完結させると決意。そして2017年末、無事に最終話をアップしました。

その後、お二人の方が評価をくださり、文章評価・ストーリー評価ともに満点。あんな筆者自身が贔屓目に見ても不出来な作品に、そんなうれしい評価を頂けるとは思っていなかったので、1作目のデイリーPVが10万を超えたときより遥かに嬉しかったです。

 

     *

 

いまネット投稿をされている書き手の方は、たくさんいらっしゃると思います。

そしてブクマがつかなくて、凹んでしまっている方も。

投稿する意味を見失いかけ、自作を消そうか悩んでいる方も。

 

が。

こんな木偶の坊が偉そうに言えた義理ではありませんが、たとえブクマがついていなかったとしても、できれば削除せず、最後まで更新を頑張ってほしいなと、個人的には思います。

 

もちろん、最終的にどうされるかは個々人の自由です。

ですが、どこかであなたの作品を読み、続きを楽しみにしてくれている方がいるかもしれない以上、やはり最後まで完走してほしいと思います。

 

それは、作品で評価を集めるよりも大切なことだと思います。

きれいごとですけどね。

きれいごと大好きなんで。

 

(19/11/06 追記)

逆の話も書きました。よろしければ。

 

swatanabe.hatenablog.com

 

とりあえず、そんなところです。

眠いので、寝ます。