swatanabe’s diary

webライター、ラノベ書き(アマ)。だいたい創作とゲームとラノベの話です。

6年間の心療内科の通院が終わったので振り返る

少し前、2013年から6年ほど通い続けた心療内科への通院が終わりました。というわけで、自分なりにいろいろ振り返っておこうと思います。

 

 

心をやった原因

過労と重度の不安。

前者。前々職を辞める少し前、2ヵ月ほど会社に泊まりこんで、毎日6時から26時まで働く生活を送っていた時期がありました。休日はなく合計70連勤。骨が削れるほど痩せ、顎の形が変わって歯並びが崩れ、体重は58から48まで落ちました(身長は165)

後者。この時の仕事(あるwebメディアの運営代行)は、担当していたリーダーが急に音信不通となった影響でいきなり任されたものでした。そのため引き継ぎがなかったのですが、ある日クライアントから「他社サイトと同じ記事がウチに載っている」といわれ、パクリ記事の大量掲載が発覚。その後もここに書けないことが何やかんや芋蔓で連鎖し、クライアントは大激怒。訴訟賠償云々まで話が行きかけ、毎日ビクビクしていました。

 

最初は消化器内科に通院してしまった

この頃、体にさまざまな異変が出ました。激やせ、手足の震え、胸の圧迫感、止まらない嘔吐感・げっぷ・欠伸、そして呼吸困難など。

特に酷かったのは呼吸困難。酸素を吸おうとすると「うっ」と喉が詰まり、いきなり吸えなくなる、そんな状況が続きました。人間ドックで肺活量の検査を受けると成人男性の50〜60パーセントしかないと言われ、酸素が足りないせいか妙に疲れやすくもなりました。

あと、大きなストレスがかかると驚くほど一瞬で頭の中が熱くなり、「あ。やばい。なんか来る」と自分が恐くなることも結構ありました(キレる寸前?)

 

その後、仕事がなんとか落ち着き、クライアントとの関係も戻った頃、クリニックに行きました。ただ最初に行ったのは、心療内科ではなく消化器内科。上記のように消化器系の症状が強かったためです。

ですが、そこでしばらく治療を受けるも改善せず、先生から心療内科を紹介されて通院するようになりました。

 

心への負担は、体の弱いところに症状となって現れる

心療内科で「不安障害」と診断されました。他の人から見れば些細なことでも、本人は激しく不安に感じ、結果的にメンタルをやってしまう的な精神疾患です。詳しくは以下まで。

www.msdmanuals.com

心療内科の先生から最初に教わったのは、この手のメンタルへの負担は、その人の体の弱いところで症状化するということ。そのため、心をやってしまった方の症状は色々だそうです。

筆者のケースだと、

  • 生まれつき心臓が弱い→胸の圧迫感が出た
  • 当時、逆流性食道炎を患っていた→嘔吐感やげっぷが止まらなくなった

といったイメージ。

そのため、症状ベースで診療科を選んでしまい、結果的に治るどころか悪化してしまう人も多いのだとか(げっぷが止まらないから心療内科に行こう、なんて思う人はいないので)

ちなみに、心臓が弱い人でも、胸の圧迫感が出る人もいれば違う症状が出る人もいると千差万別で、そのあたりが心療内科の難しいところだとおっしゃっていました。

 

薬は「治すため」ではなく「抑えるため」のもの

そこから心療内科の診療がスタートしますが、最初はとにかく薬に頼っていました。少しでも胸が苦しくなったり、げっぷや欠伸が止まらなくなったりすると、すぐに薬を服用。完全に中毒ですね。外に出る時もお守りのように持ち歩いて、なにかあるたびに飲んでいました。

ただ先生に言われましたが、薬は基本、症状を「治す」ためのものではなく「抑える」ためのもの。根本から解決するには、生活を見直す必要があるとのことでした。

 

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(家に余っていた薬たち。パキシルやら、メイラックスやら、ソラナックスやら。頭痛薬と漢方も混ざってますが)

 

心療内科の先生に教わった、豆腐メンタルが生きるコツ

この生活の見直しとは、簡単にいえば、

  1. 規則正しく、でも自然に生活する
  2. 不安の芽を作らない or 自然に摘める生活サイクルを作る

の2点を踏まえた生活を構築することでした。早い話「習慣化」ですね。

たとえば、

  • 毎日、同じくらいの時間に寝る
  • ただし、眠くないなら無理に寝ようとしない
  • 毎日、同じ時間に起きる
  • ただし、起きたくなったら起きる(何時でもいい。朝3時でも4時でも)
  • 毎日、なにか運動する(短い時間でいい)
  • ただし、妥協はしてもいい(走る距離を短くするとか)

など。習慣となったものは、それが「当たり前」になるので、負担に感じにくくなります。

 

ここでのポイントは「ただし〜」のほう。先生曰く「過剰な習慣化は逆効果。つらい時は妥協することも大切」だそうです。

不安障害をはじめ、メンタルをやってしまう人にありがちなのが「過剰に習慣化された生活」を送っていること。

たとえば寝坊。起床が少し遅れて、いつもの電車にギリギリ間に合わなそうだと「ヤバイ!」と思って駅まで走っていくとか。これは筆者もあてはまっていました。毎日ほぼ始発の電車で通勤していたので、10本くらい遅れても余裕で出社できたのですが。

こうした強迫観念めいた過剰な習慣は排除して、無理のない規則正しい生活に作り直したほうがいいと言われました。要は、

  • 何をするにおいても、絶対に無理(=できないこと)はしない
  • でも、維持(=できること)はする

を意識していろいろ習慣化しよう、と。ダイエットを始める時に、いきなり「明日から腹筋1日100回!」といった無理な目標は立てず、まずは1日15回など維持できる目標を立てよう、そんなイメージです。で。つらいときは妥協してもいいけど、なるべく1日15回を守る、と。

 

     *

 

とりあえず、そんなところです。

なお、上記の話はあくまでも筆者が通ったクリニックの診療方針であり、医師によって考え方は異なります。これが誰にとっても正解というわけではありませんので、ご注意ください。

 

というわけで。

眠いので寝ます。