- 次回作の設定の大枠が固まったので、プロットを考え始めました。今回のテーマというか作品の端点は、「なんで魔法に名前ってあるの?」です。あと毎回、必ず苦手にチャレンジすると決めているのですが、今回は「作品世界を完全ゼロから作る」です。さてどうなることやら。
- switchでセール中だったので、「UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[cl-r]」を買いました。相変わらず難し過ぎて、チュートリアルで心が折れました(笑)。とりあえず気長にやります。
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以前こんな記事を書きました。
要は、
- 文面上のコミュニケーションが淡白な人とリモートワークで絡むと、メンタル弱い人は心をやっちゃう恐れがあるのではないか(実際やった人がいた)
- こうした事態を防ぐには、感情を伴った会話でのコミュニケーションを積み重ねておく(厳密には、それで相手の人となりを知っておく)ことが大切ではないか
という話でした。
ただ一方で、最近、対面コミュニケーションがこうした事前の信頼構築に効かない人もいるんだなぁと思うに至った次第です。
あるクライアント企業と仕事をしていたときのことです。
そこに、たまたま趣味が合って(ゲーム好き)仲良くなった社員さん(以下、Aさん)がいるのですが、この方、人付き合いが嫌いです。
どのくらい嫌いかというと、飲み会や会社のイベントは軒並み欠席。同僚との会話は基本、業務上で必要な時のみ。雑談は、話しかけられたら話し返す程度。ランチも当然、一人。休日に社員と遊びに行くなど、もってのほか。
要は、最低限の人付き合いしか、しないんです。
ただ、この方、仕事できます。そのため、社内の同僚たちからの信頼は厚いです。上司の方も手放しで褒めるくらいには、社内に欠かせない存在となっています。
言い換えれば、Aさんはコミュニケーションを捨てるかわりに、仕事で成果を出すことで、社内の人間関係、もっと言えば、信頼関係を維持しているわけです(実際そうおっしゃってました)
このスタンス、自分も前職、前々職と全く同じだったので、とても共感します。自分が仕事できるヤツだったアピールみたいで、我ながら嫌な書き方ですが。
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社員との人間関係・信頼関係は、
- コミュニケーションを積み重ねる
- 仕事で成果を出す
この両方をそつなくこなすか、片方に全振りするかで、担保できるのかなぁと考えています。
言い換えれば、Aさんや筆者のようなタイプの人は、人間関係をコミュニケーションに依存していないわけです。よって、日ごろの対面コミュニケーションで信頼を蓄えられません(厳密には、その程度が微々たるものという気もします)
つまり、冒頭の記事に書いたようにはいかないわけです。
ただ自分自身の体験からいくと、このタイプとの対面コミュニケーションは、事後なら効果的だと思います。
事後とは? たとえば「ああイライラさせているっぽいなぁ」と感じたときなどです。
たとえば、Aさんは制作職で、いまリモートワーク中なのですが、毎日のようにslack宛に営業からイライラする依頼が飛んでくるそうです。フローを無視した依頼とか、理不尽なスケジュールの案件とか。
でも、週に1回、制作の進捗や今後の動きを確認・検討・共有するミーティングがあるそうなのですが、そこでのコミュニケーションが、いい具合にガス抜きになっているそうです。Aさん自身「対面で話しただけで、自分でも意外なくらい、イライラが抜けていくのに驚いた」そうです。
なぜそうなのか、Aさんなりに考えた結果、おそらく「前向きだから?」とのこと。
理不尽なスケジュールの仕事を、こちらの同意もなしに「これでお願い!」と言われれば、普通の人ならイライラしますよね。
一方、Aさんたちのミーティングは、みんなで「このスケジュールでやるためには、どうするか?」を話し合う建設的な場です。言い換えれば、Aさんはミーティングを通じて、「このスケジュールを達成するにはどうするか?」を、前向きに考えているわけです。
どちらもやろうとしていること(理不尽なスケジュールの仕事に取り組む)は同じですね。しかし、そのプロセスが違います。Aさん曰く、このプロセスの違いが自分のメンタルに大きな影響を与えたのではないかなぁ、とのことです。
もっとも「でも、人付き合いは嫌だけど」とのこと(笑)
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対面コミュニケーションには、
- 信頼を貯蓄する機能=貯金機能
- 負債を返済する機能=返済機能
があると思っていて、後者の機能は意外と重要視されていない気がしています。
ただ、Aさんや筆者のように、返済機能のほうが欲しい(というか返済機能だけが欲しい)タイプの方も、一定数いるのではないかなぁと思ったり思わなかったり。
また、この違いはコミュニケーションの運用方法にも影響してくるので、理解しておかないと危険な気がします。「あの子、イライラしているな。相談に乗ってあげよう」と思って、善意から頻繁にコミュニケーションを取った結果、余計に相手をイライラさせてしまった、なんて失敗談もたまに聞きます(筆者も前々職時代に、ある上司との間でそんなことになりました。なんて面倒くさい部下だ)
返済機能が向いているタイプが難しいのは、
- イライラのタイミングが読めない(だいたいの人はイライラを表に出さない)
- コミュニケーション頻度に気をつけなければならない(そもそもコミュニケーション嫌いなので)
あたりでしょうか。
筆者自身は、おそらく1週間に1度、30〜40分くらいのミーティングだと、ちょうど良いガス抜きになるのですが、このあたりは人によってさまざまでしょう。
あと貯金機能は求めていないので、必要以上のコミュニケーションはむしろ取ってはいけない、という点ですかね。
なんかつらつら書いてきましたが、実際どうなんでしょうか。
個人的には、一生現場にいたい=マネジメント層に上がる気がないので、わりとどうでもいいのですが(おい)
とりあえず、そんなところです。
眠いので、寝ます。