swatanabe’s diary

ラノベ創作、ゲーム、アニメ、仕事の話など。仕事はwebメディアの仕組み作り・アライアンスなど。

あの形でしか彼女に送れなかった曲

最初にお断りしておくと、筆者が作詞・作曲して彼女に歌を送った云々みたいな話ではありません。彼女なんていたことないです。苦笑。

余談はさて置いて本題に入りますと、ゲーム音楽の話です。もう一つ先に断りを入れておきますと、ただの感想文です。タメになるような話はいっさいありません。

 

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筆者はiTunesに詰まった6,000曲が純度100パーセントでゲーム音楽なくらいにはゲーム音楽中毒なのですが、最近BBCFばかりやってるので、聞く音楽も必然BBシリーズが多くなってます。

 

中でも毎日のように聞くくらい好きなのが、上に貼りましたCrystal Forest。セリカのテーマです。サビの手前で切れますが(笑)

いつも天真爛漫でポジティブ思考全開、重度の方向音痴でおっちょこちょいなドジっ子、そして誰よりも優しくて仲間思いで、なにより芯が強い。本当にいろんな面を持った愛されキャラですが、CFでセリカの旅の果てを知ってから聞き直すと、そんな彼女の全てが思い出されて、うるっときます。

特に2サビからラストにかけての勇ましくも悲しい旋律は、そんな彼女の全てが詰まってるようで、再生回数が優に1,000回を超えた今となっても、涙が止まりません。電車内で聞いて目が潤んで、あくびのフリしてごまかしたなんてことも数え切れないくらいあります。

 

で。だからこそ思うんですよね。

あぁ、この曲はこの形でしか彼女に送れなかったんじゃないかって。

CPでセリカが参戦した時は正直、セリカのキャラクターと曲調のあいだに結構なギャップがあって、なんでこの形になったんだろうと不思議でした。

でも、CFをクリアした今なら、ああそうだよなと。セリカのストーリーを振り返れば、その軌跡を表現する曲として、これ以上の形はないよなぁ、って。

この4分55秒には、間違いなく彼女のすべてが詰まってるなぁ、って。

 

こういうゲームをクリアする前とした後でガラリと印象が変わる曲、たまにしか出逢えないんですけど。本当に凄いなって思います。なんせ、そのゲームのすべてが、そのたった1曲の中に詰まってるわけですから。

ラグナのRebellionなんかも、やっぱりラストの結末を知ってから聞くと、ぜんぜん違って聞こえますよね。CPまでは格ゲー主人公に相応しいロック全開な戦闘曲で「カッケー!」なんですが、CFをクリアした後だとまったく別の曲。悲壮感が際立つといいますか、もう2サビ終わった辺りから落涙止まらずです。

 

特にBBシリーズって、キャラクターの内面とストーリーにフォーカスされた曲作りが徹底されている印象を覚えます。本当に各キャラの内面が丁寧に描き出されてるなぁと、いつも聞くたびに感動します。

だから最初に聞いたときは、音の感じに違和感を覚えたりすることも正直あるんですけど(まさにセリカがそうだった)、ゲームをプレイして全てを知ってから聴き直すと、ちゃんと音が耳を通る。すとんと心に響く。で、泣く。

 

・・・まぁ、歳を重ねて涙腺が弱くなっただけな気もしますけどね。苦笑。

とりあえず、そんなところです。

 

眠いので、寝ます。